SDGs16
持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
目標16は、人権の尊重、法の支配、あらゆるレベルでのグッド・ガバナンス(良い統治)、および、透明かつ効果的で責任ある制度に基づく平和で包括的な社会を目指しています。依然として長引く暴力や武力紛争に直面する国が多いほか、脆弱な制度によってほとんど支援が受けられず、司法や情報にもアクセスできず、その他の基本的自由も享受できない人々があまりにも多くなっています。
(国連広報センターより)
すべての人に司法への道が平等にある社会
日本の憲法についてラップでおさらい!
1 |
あらゆる場所において、すべての形態の暴力および暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。 |
2 |
子どもに対する虐待、搾取、人身売買およびあらゆる形態の暴力および拷問を撲滅する。 |
3 | 国家および国際的なレベルでの法の支配を促進し、すべての人々に司法への平等なアクセスを提供する。 |
4 |
2030年までに、違法な資金および武器の取引を大幅に減少させ、盗難された資産の回復および返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。 |
5 |
あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。 |
6 |
あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。 |
7 |
あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型、および代表的な意思決定を確保する。 |
8 |
グローバル・ガバナンス機関(※1)への開発途上国の参加を拡大・強化する。 |
※1 |
グローバル・ガバナンス機関 |
9 | 2030年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。 |
10 |
国内法規および国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。 |
10/a |
特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでのキャパシティ・ビルディングのため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する。 |
10/b |
持続可能な開発のための非差別的な法規および政策を推進し、実施する。 |
日本は、2012年6月まで11年連続で「人身取引根絶の最低基準を満たさない国」に位置づけられています。
これは、カンボジアや南アフリカと同じレベルとなり、先進国では最低ランクです。
「人身売買」というと馴染みがないかもしれませんが、自由を奪う「外国人研修」や「性風俗産業」への斡旋、強制労働が世界から問題視されています。
私たちの周りに助けを求めている人はいないでしょうか?人権は守る制度は適切に機能しているでしょうか?
私たちができる1歩を考えてシェアしてみましょう。