「全ての人に持続可能な水の使用と衛生設備(トイレ、下水道など)を保障する」
目標6は飲料水、衛生施設、衛生状態の領域を越え、水源の質と持続可能性にも取り組むものとなっています。この目標の達成は、人間と地球の生存に欠かせませんが、そのためには、水と衛生の管理改善のための国際協力を拡大し、地域社会の支援を取り付けることが必要となります。
(国連広報センターより)
水ジャーナリスト 橋本淳司氏
水と環境〜持続可能な水利用〜
1 | 2030 年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを 達成する。 |
2 |
2030 年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを |
3 | 2030 年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処 理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させる ことにより、水質を改善する。 |
4 |
2030 年までに、全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な |
5 |
2030 年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理 |
6 |
2020 年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含む水に関連する生態系の |
a |
2030 年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用 |
b |
水と衛生の管理向上における地域コミュニティの参加を支援・強化する。 |
あらゆるものごとに使われる水は有限な資産です。
このままのペースで水を使い続けると2025年までには世界の3分の2が水ストレスを抱える国になるとも言われています。
そうすると水資源を巡る紛争も更に激化するでしょう。
水を使い続けるために私たちにできることはなんでしょう?
必要以上の水を使わないために、何ができるでしょうか?