こんにちは!
ソーシャルフェス®デザイナーのあめみー(@amemi_c5)です。
今回はSDGs12のソーシャルフェスを考えてみました。
※そもそもソーシャルフェスってなに?という方はまずこちら:)
ざっくりいってしまうとソーシャルフェスとはSDGsという持続可能な未来のための17個のグローバルゴールがそれぞれ達成されたあとの未来を想像して今フェスとして創造するプロジェクトです。
そしてSDGs12とはこんな課題です。
つくりすぎて廃棄してしまうこと、つくりかたに問題があって環境に害がでてしまうこと
何も考えないで商品を購入してしまうこと、すぐに物を捨ててしまうこと
先進国にこそ改善を求められるSDGsです。こと日本においては家庭のフードロスや
食品自給率の低さ故フードマイレージ(商品輸送距離)も膨大で環境被害が問題視されています。
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そんな課題の”後の世界” をそうぞうしたフェスがこちら。
泥まみれ畑フェス?
そう、泥まみれ畑フェス。
上の画像は泥だらけすぎてちょっとしょんぼりしてしまっている人もいるくらいですが
これくらいの泥だらけ具合を目指して、有機野菜畑で土と一体になるフェスを開催します!
会場は千葉県山武市の「たがやす倶楽部」という完全無農薬の有機畑。とってもひらけていて、いるだけで気持ちいです。
「Mud Land Fest(マッドランドフェス)」と言います。名前の通り、泥の国をコンセプトにしたフェスです。
このフェスでは大きく3つの点からSDGs12の未来をそうぞうしました。
①泥遊びができるほど安全な土壌が世界中に
②フードロス、フードマイレージは0に。
③消費の未来の見える化。
①泥遊びができるほど安全な土壌が世界中に
今回の畑は千葉県山武市のレジェンド農家とも言われる有機農法一筋25年の斎藤完一さんのつくっている栄養たっぷりの畑です。
必要な人に必要な分だけの食べ物が行き渡っているであろう生産と消費の未来では、野菜を早く育てる必要もないし不自然に保存が効くようにする必要もない、ましてや虫食いの痕なんてもうだれも気にしていません。すべての畑は有機農法で育てられた土壌になっています。
そこは地域の集い場にもなっていて大人も子供も泥だらけになって遊んだり、食事をしたり、泥でエステをしたり、土に埋もれてマインドフルな時間を過ごしたりしています。
そして今回は出演アーティストに世界的ブレイクビーツユニットHIFANAのKeizo Machine!さんも!
オーガニックに乗れる音楽で裸足になって思いっきり踊れます。
②フードロス、フードマイレージは0に。
必要な分だけの有機野菜を各地にある直売所から購入してくれば食べ物はそうそう無駄になりません。
有機野菜なので皮まで食べられますし、生産者の顔が見える食事はより一層感謝の気持ちが湧くものです。
実はぼくもここ1年くらいは完一さんの畑から毎月直接野菜を送っていただいてるのですが、野菜が到着する日が毎月本当に楽しみです。
冷蔵庫もしばらく使ってませんが友達とシェアしたりしてロスは今のところ0です。
マッドランドでは畑のすぐ近くにサラダキッチンをだします。
食材は食べたい人が畑から食べられる分だけ採ってきて、その場で調理して提供するシステムです。
これでフードロス、フードマイレージは0。
③消費の未来の見える化。
未来では購入した商品がどうつくられて、捨てられるとどういう影響がでるのか購入時に見えるようになっています。
フェスというと使い捨て食器が大量に廃棄されていた過去がありましたが、マッドランドでは基本的にマイ食器を全員が持参しています。
しかし時折コップを忘れてしまうことがあります。
そんな時は一応用意してあるプラコップでビールが飲めますが、その場合プラコップが1つ作られる際に発生するCO2、153,4g分の重りも渡されてしまいます。。それをつけて踊っているとだんだん体が暑くなっていきます。
そう、自分温暖化が進んでいます。笑
消費の未来はこんな形で影響が可視化されジブンゴト化されていることでしょう。
もちろんエンターテイメントとしても
楽しいです!
畑はふかふかの土のエリアとドロドロのエリアをつくって
足の裏で感触を確かめながらDJの流す音楽を楽しんだり
有機野菜を収穫して食べたり、仰向けになって空を見上げてもきっと気持ちいいでしょうね。
余談ですが以前山で仰向けになってシャバーサナー(ヨガの死者のポーズ)をしたことがあるんですね。
土の上に直に寝そべって全身の力を抜くと不思議と自分がちゃんと白骨化していくイメージが浮かぶんです。笑
それは「怖い」というより安心感のようなものがあって、なんだか不思議な体験でした。。
ブースは先ほどのキッチンカーのほかにも、泥〜いんぐ(似顔絵屋)や粘土の歯磨きがあるらしくそれの体験ブースもあります。
土は食べ物を生むだけでなく、絵も描けるし、歯磨きもできるし、泥パックもできるし、フェスのステージにもなる本当すごい恵みです。
そして最後には地球の未来を考えながら農業をしている完一さんのクロージングトークで締め、本当にいいお話が聞けます。
ちなみに泥だらけになっても簡易シャワーや着替え場を用意してあるのでご安心を。
開催概要
日時:
7月8日 12時~17時
11:30~開場(雨天決行)
場所:
たがやす倶楽部
千葉県山武市横田689
アクセス:
電車/ JR総武本線・八街駅よりタクシーでおよそ10分
車/ 東関東自動車道・富里インター、 千葉東金道路・山武成東インターより およそ15分
送迎バス/日向駅より送迎バスを運行
※キャッシュオンで片道500円かかります。
※チケットページよりご希望の時間帯の無料チケットをご購入いただき予約完了となります。
※各時間帯人数限定の先着順となります。
参加費:
前売りチケット・¥3,000
当日券・¥4,000
(前売りチケット売り切れの場合当日券はございません)
参加方法:
下記ページより購入(先着100名まで)
http://mud-land-fest1.peatix.com/
駐車券・¥1,500
参加人数:先着順限定100名まで。
共同主催:
Ozone ・ Vegelink
マッドランドフェス公式サイトはこちら
http://mud-land-fest.strikingly.com/
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持ち物
・汚れてもいい服装、水着
・着替え
・マイ皿、箸、コップ
・ゴミ袋
・タオル
等々、、
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Here is Mud Land
土はぼくらの臓器だ。
分解と構築の循環に、足の裏から繋がっている。
安心な呼吸も、動きたい時に動ける力も
すべて土が機能して生まれ、地球は恵みを分かち合う。ここは泥の国。
土と一体になる場所。
音楽と共に、土の鼓動を感じよう。生産と消費を0距離に。
地球と自分の間を泥々に。
たっぷりの恵みを全身で体感する。農Music,農Life
先着順人数限定前売りチケットはこちらから