「あらゆる場所のあらゆるかたちの貧困を終わらせる」
目標1は、今後15年間に、極度の貧困を含め、あらゆる形態の貧困に終止符を打つことを求めています。最貧層、最も脆弱な立場にある人々を含め、世界各地の人々が、基本的な生活水準と社会的保護の恩恵を受けられるようにすべきです。
(国連広報センターより)
貧困と飢餓を終わらせる
見えない“貧困” ~未来を奪われる子どもたち~
1 | 2030 年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困 をあらゆる場所で終わらせる。 |
2 |
2030 年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、 女性、子どもの割合を半減させる。 |
3 | 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030 年まで に貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。 |
4 |
2030 年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービ スへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、 天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的 資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。 |
5 |
2030 年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、 気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に 暴露や脆弱性を軽減する。 |
a |
あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上 国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協 力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。 |
b |
貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧 困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。 |
「やりたいことをやるべきだ」
「最近の若者は夢がないなぁ」
そんな言葉に私たちはどれだけ責任を持てるでしょうか。
相対的貧困は、社会保障の網を擦り抜けていくことも少なくありません。誰にも見つからず、誰にも言えず、ただただ枕を濡らして耐えるしかできない生活が、日本にも確かにあることを私たちは想像しなくてはいけません。
社会レベルで大きく変えていかねばならない問題である一方で
本当に困っている人を見つけられるのは私たちなのだと思います。
自分の半径10mの世界の自由は、豊かさはどんな状態でしょうか。
まずは自分の身の回りの世界から、見渡してみてください。
そこでかける一声が、大きな支えになるかもしれません。