「気候変動とその影響を軽減するための緊急対策を講じる。」
気候変動は開発にとって最大の脅威であり、その広範な未曽有の影響は、最貧層と最も脆弱な立場にある人々に不当に重くのしかかっています。気候変動とその影響に対処するだけでなく、気候関連の危険や自然災害に対応できるレジリエンスを構築するためにも、緊急の対策が必要です。
(国連広報センターより)
温暖化が進んだ地球
気候変動が進むと、こんな進化をしなくてはいけません
1 | すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス) 及び適応の能力を強化する。 |
2 |
気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。 |
3 | 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。 |
a |
重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズ に対応するため、2020 年までにあらゆる供給源から年間 1,000 億ドルを共同で動員 するという、UNFCCC(※) の先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。 |
b |
後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎 外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。 |
※ | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う基本的な国際的、政府間対話の場であると認識している。 |
地球温暖化など気候変動の問題は私たちにただちに影響はないかもしれません。
しかし温暖化から引き起こされるおびただしい数の諸問題は私たちの子どもたちだけでなく
地球上の生態系そのものを壊しかねません。そしてそれはいま対策を怠れば後戻りができない問題です。
大きな問題に対して私たちの1人1人がアクションを取っていくにはどうすればいいでしょうか?
今世紀最大級の課題に対して私たち1人1人ができる行動を、未来をイメージしながら考えてみましょう。